「授業、勉強は何のためにするか」

全体集会・講話(9月)

 公務員コースの学生諸君は今まさに採用試験の真っただ中だ。死にものぐるいで勉強し
ている姿を見て、本校職員も心の中で熱いエールを送っている。

 ところで、授業を受けたり、自分で懸命に勉強するのは何のためか考えてほしい。学生
諸君は当然「採用試験に合格するため」と答えるだろう。私ももちろんそう考える。公務
員として身につけておくべき知識・技能は様々で深く、広い。採用試験は半端ではない。

必死の採用試験対応の授業、勉強は当たり前だ。

 だが、本校に入学して本校の授業を受け、自分で弱点や課題を身につけるために懸命に
勉強しているのは、実はもう一つの意味があるのだ。それは、採用試験のためとは別に、
勉強したことが諸君のそれぞれの人生の栄養になるということだ。いろいろな科目を学び
ながら、そこからさまざまな知識やものの考え方を知らず知らずのうちに身につけている
のだ。たとえ、直接に採用試験に出ることがなくても、その蓄えた知識や者の考え方は諸
君が社会に出て生きる上での大きな力になっているのだ。

 勉強とはすぐに役に立たないものが、実は回り回って人生の栄養になり、自分を成長さ
せてくれるのだということを忘れないでほしい。

校長 中永廣樹<全体集会・講話>

(H.25.9.24)

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